苦しい日記

日記兼覚え書き

必要なものがわからないの話

久しぶりに日記を書く。
最近、自分の欲しいものが本当に自分にとって必要かどうかが分からなくなってきた。

服買おうと思って服屋に行くけど
「仕事忙しくてめったに遊びに行く機会ねえよな」
と思い直して店出るとか。

化粧品買わなきゃと思ってドラッグストア行くけど
「普段から化粧あんまりしないしな、しても変わらねえんだよなあ」
と思い直して帰るとか。

そういうことをよくする。

そのくせ、帰る間際に牛丼食べて帰ったりする。
家帰れば夕飯あるので、食べる必要ないけれど。


家にある服はほとんどが仕事のときに着る服になりつつあり、ファンデーションの残量がコンパクトの底にこびりついた小さい塊だけになったのに、仕事用の靴がボロになりつつあるのに、
買いに行っても「また今度で良いや」としてしまう。

必要なものに金を使いたいのでなるべく自分にかかるコスパを減らしたいものだけれど、あのとき買わなかった化粧品やら服やらは本当に要らないものだったのか?
あのとき食べた牛丼は本当に食べる必要がなかったのか?

人間の中でスムーズに生きるなら服も化粧品もちゃんとしたものが必要だから、本当は、本当に今、必要だったんじゃないか。

あのとき食べた牛丼が美味しかったから、あのとき必要でそれを食べたから、翌日にまた重い腰をあげて仕事行けたんじゃないか。

靴は穴空いてるけどまだ履けるから買う必要ないかとか。
ライブいきたいとか、イベントいきたいとか、音楽聞きたいとかゲーム欲しいとかこれ食べたいとか新刊買わなきゃとか、そういうのは全部、必要だと思い込んでるだけでほんとは必要じゃないかもしれないとか。

そういうことを考え始めるともう本当に、何が必要だったんだか分からなくなる。

そもそも私の人生の中で本当に必要なものはあったんだろうか。
そもそも私が必要じゃないのでなにもかも無意味だったとか、そんなところまで発想が飛ぶ。
死んだ方がまだマシになれる気もする。


まあ考えても仕方ないけど、こんなもん。
終わらなくなりそうなので無理矢理終わらせる。
おわり。